Azure Synapse Analytics 用ソースコネクタ¶

このガイドでは、ネイティブの Python コネクタまたは ODBC ドライバーのいずれかを使用して digna を Azure Synapse Analytics に接続する方法を説明します。サーバーレスおよび専用の SQL プールの両方をサポートしています。

画面「Create a Database Connection」を参照します。

ネイティブ Python ドライバー¶

Library: pymssql
サポートされる認証: パスワードベースの認証のみ

⚠️ その他の認証方法を使用する場合は、ODBC ドライバーを使用してください。

digna の設定（ネイティブドライバー）¶

「Create a Database Connection」画面に以下の情報を入力してください:

Technology:      MS SQL Server
Host Address:    <synapse-workspace>[-ondemand].sql.azuresynapse.net
Host Port:       Port number, e.g. 1433
Database Name:   Database name
Schema Name:     Schema that contains the source data
User Name:       Database user name
User Password:   Password for the user
Use ODBC:        Disabled (default)

ODBC ドライバー¶

ODBC ドライバーは、より広範な認証および接続オプションをサポートする場合があります。本節では、ドライバー「ODBC Driver 18 for SQL Server」を使用したパスワードベースの認証に焦点を当てます。

1. ODBC ドライバーのインストール¶

ベンダーの公式インストールガイドに従って、ODBC Driver 18 for SQL Server（または同等のドライバー）をインストールしてください。

2. ODBC データソースの設定¶

パスワードベースの認証を使用して新しい ODBC データソースを構成する手順は次のとおりです。

Step 1¶

「Server」フィールドに入力します。
Synapse ワークスペースの名前を使用し、「.sql.azuresynapse.net」を付加してください。
注意: サーバーレス SQL プールで接続する場合は、下のスクリーンショットに示すように「-ondemand」を含めることを忘れないでください。

Next > ボタンをクリックします。

Step 2¶

認証方法（例：ユーザー名とパスワード）を選択し、必要な情報を入力します。

Next > ボタンをクリックします。

Step 3¶

ANSI 準拠の設定を選択してから Next > ボタンをクリックします。

Step 4¶

デフォルト設定のままにするか、必要に応じてオプションを選択して Finish ボタンをクリックします。

Step 5¶

次に Test datasource ボタンをクリックします。

Step 6¶

成功画面が表示されたら、ODBC の構成は正しく行われています。

これで digna を ODBC 接続で使用するように構成できます。DSN（Data Source Name）を使う方法と DSN レスの設定の両方に対応しています。

A. DSN ベースの構成¶

digna の設定¶

「Create a Database Connection」画面に以下を入力してください:

Technology:      MS SQL Server
Database Name:   Database that contains the source schema
Schema Name:     Schema that contains the source data
Use ODBC:        Enabled

ODBC プロパティ¶

name: "DSN",        value: "azure-synopse-serverless-1"
name: "UID",        value: "your database user"
name: "PWD",        value: "your database password"
name: "DATABASE",   value: "name of the database that contains the source data schema"

🔹 DSN は ODBC ドライバー設定で定義した名前と一致している必要があります。

B. DSN-less 構成¶

digna の設定¶

「Create a Database Connection」画面に以下を入力してください:

Technology:      MS SQL Server
Database Name:   Schema that contains the source data (same as Schema Name)
Schema Name:     Schema that contains the source data
Use ODBC:        Enabled

ODBC プロパティ¶

name: "DRIVER",     value: "ODBC Driver 18 for SQL Server"
name: "SERVER",     value: "<synapse-workspace>[-ondemand].sql.azuresynapse.net"
name: "UID",        value: "your database user"
name: "PWD",        value: "your database password"
name: "DATABASE",   value: "name of the database that contains the source data schema"

注（SERVER プロパティについて）:
Synapse ワークスペースの名前に「.sql.azuresynapse.net」を付加して使用してください。サーバーレス SQL プールで接続する場合は、下のスクリーンショットに示すように「-ondemand」を含めることを忘れないでください。