変更履歴 – リリース 2025.09¶
リリース 2025.09 では、digna は新しい モジュラーアーキテクチャ を導入し、データ品質とオブザーバビリティ向けの 5つの専門モジュール を公開します。
今回のリリースでは認証の強化とプラットフォーム全体の通知処理の改善も行われています。
🚀 新機能¶
モジュラー設計¶
- digna は現在 モジュラーアーキテクチャ を採用しました。
- お客様は必要なモジュールだけを有効化でき、要件に応じて後からモジュールを追加できます。
- これまでの機能は digna Data Anomalies の一部になりました。
新しいモジュール¶
- digna Data Anomalies – データ量、分布、欠損値の異常をAIで検出します。
- digna Data Analytics – オブザーバビリティ指標の時系列評価により、長期的なトレンドや変動性を検出します。
- digna Data Timeliness – AIベースとルールベースの両方で、想定されるデータ到着時間を監視します。
- digna Data Validation – ルールベースのレコードレベルチェックで業務ルールへの準拠を保証します。
- digna Data Schema Tracker – 監視対象データベースのスキーマ変更(DDLの変更)を検出します。
OIDC経由のMFA¶
- OIDCシングルサインオンでの 多要素認証 (MFA) をサポートします。
- すべてのユーザーログインに対して企業レベルのセキュリティを提供します。
モジュール別通知メール¶
- 通知は現在 モジュール別 に送信され、Data Anomalies、Data Analytics など各モジュールのアラートを分離して管理しやすくなりました。
🛠 CLI の更新¶
- 新コマンド:
inspect-cancel– リクエストIDで検査をキャンセルするか、すべてのアクティブなリクエストを終了します。 - 新コマンド:
check-config– 起動前に設定ファイルを検証します。 - 新コマンド:
remove-orphans– 孤立したリポジトリエントリをクリーンアップします。 - 強化された
inspectコマンド – 新オプション--bypass-backend(-bb) と標準化された戻りコード(0 = OK, 1 = INFO, 2 = WARNING)を追加しました。
📘 ドキュメント¶
- 新しいガイド:
- シングルサインオン統合ガイド