AI エージェントを digna に接続する¶
digna MCP Server を使うと、AI エージェントが Model Context Protocol (MCP) を通じて digna を操作できます。MCP は Claude、Gemini をはじめ多くの AI ツールがサポートする オープン標準です。digna に接続したエージェントは、データに関する質問に答えたり、アラートを調査したり、 digna の設定を手伝ったりできます。エージェントにできることについては digna Agentic を参照してください。
このページでは、すべての AI クライアントで共通の digna 側の設定を説明します。各クライアントのガイドでは、 その設定をどこに入力するかを説明します。
ベータ版
digna Agentic と、それに含まれる digna MCP Server は、 Release 2026.11 でベータ版として提供されています。
はじめる前に¶
必要なもの:
- digna Release 2026.11 以降
- digna Agentic を含むライセンス。これがない場合、MCP サーバーはすべてのリクエストを拒否します
- digna のユーザーアカウント。エージェントは各プロジェクトでそのユーザーの権限で動作します。 権限 を参照してください
- streamable HTTP でリモート MCP サーバーに接続でき、
Authorizationヘッダーを送信できる AI クライアント
1. MCP エンドポイントを確認する¶
MCP サーバーは digna バックエンドの一部なので、追加でインストールや起動を行う必要はありません。 エンドポイントは、バックエンドのアドレスの後ろに /mcp を付けたものです。
たとえば digna serve --address 0.0.0.0 --port 8082 のように、バックエンドがホストとポートで直接 動作している場合、エンドポイントはそのアドレスに /mcp を付けたものです。
バックエンドの前段にリバースプロキシがある場合は、/mcp を Authorization ヘッダーとともに バックエンドへ転送する必要があります。
ネットワーク上では HTTPS を使用する
すべてのリクエストには API キーが含まれます。AI クライアントと digna が同じマシン上にない場合は、 必ず HTTPS を使用してください。
接続元について¶
ほとんどの AI クライアントは、それが動作しているマシンから接続します。Claude Code、ローカルブリッジを 使う Claude Desktop、Antigravity、Gemini CLI がこれに当たります。これらの場合、digna はそのマシンから 到達できれば十分で、たとえば社内ネットワーク内にあっても構いません。
Claude の カスタムコネクタ は異なります。エンドポイントに接続するのは Anthropic のクラウドです。 そのため、エンドポイントにインターネットから HTTPS で到達できる場合にのみ動作します。社内ネットワーク内 からしか到達できない digna のインストール環境では、お使いのマシン上で動作するクライアントを使用して ください。
2. API キーを作成する¶
AI クライアントは、digna ユーザーの API キーで認証します。
- digna にログインします。
- 左下のユーザープロファイルを開きます。
- API Keys をクリックし、続いて Add API Key をクリックします。
- キーの用途がわかる名前 (例: Claude Code – Marcin) を入力し、有効期限を選択します。
- キーをコピーします。キーが表示されるのは一度だけです。
MCP サーバーへのすべてのリクエストは、次のヘッダーでキーを送信します。
Bearer という語とその後のスペースも、ヘッダー値の一部です。
3. AI クライアントを接続する¶
| AI クライアント | 接続元 | ガイド |
|---|---|---|
| Claude Code | お使いのマシン | Claude |
| ローカルブリッジを使う Claude Desktop | お使いのマシン | Claude |
| Claude のカスタムコネクタ (claude.ai、Claude Desktop、Claude mobile) | Anthropic のクラウド | Claude |
| Antigravity CLI、IDE、アプリ | お使いのマシン | Gemini |
| Gemini CLI | お使いのマシン | Gemini |
その他の MCP クライアントも、カスタムヘッダー付きの streamable HTTP によるリモートサーバーをサポート していれば動作します。多くのクライアントは次のような設定を読み込みます。正確なファイル名とキー名は、 お使いのクライアントのドキュメントで確認してください。
{
"mcpServers": {
"digna": {
"type": "http",
"url": "https://digna.example.com/mcp",
"headers": {
"Authorization": "Bearer <api key>"
}
}
}
}
4. 試してみる¶
digna でなければ答えられない質問をエージェントにしてみましょう。
- 「digna のプロジェクトを一覧表示して。」
- 「プロジェクト X のデータソースのうち、今日グリーンでないものはどれ?」
- 「データソース Y の直近の失敗したチェックについて説明して。」
エージェントがプロジェクトを一覧表示すれば、接続は成功しています。
セキュリティ¶
- 1 人・1 クライアントにつき 1 つのキー。 そうすれば、Delete API Key で 1 つのキーだけを 失効させても、他の人には影響しません。
- ユーザーは慎重に選ぶ。 エージェントは、キーのユーザーができることをすべて実行できます。データの 調査だけが目的なら、プロジェクトで閲覧者ロールを持つユーザーを使用してください。
- キーを共有ファイルに入れない。 キーを含む設定ファイルをコミットしないでください。クライアントが 対応している場合は、環境変数からキーを読み込んでください。
- 有効期限を設定する。 古いキーの有効期限が切れる前に新しいキーを作成し、クライアントを更新して ください。
- ツール呼び出しを確認する。 少なくとも設定を変更する呼び出しについては、クライアントのツール 呼び出し確認を有効のままにしてください。
トラブルシューティング¶
401 Unauthorized¶
レスポンスに理由が示されます。
| メッセージ | 原因 |
|---|---|
Missing or malformed Authorization header | ヘッダーが送信されていないか、値が Bearer で始まっていません |
Invalid API key | キーが間違っているか、削除されています |
API key expired | キーの有効期限が切れています。新しいキーを作成してください |
403 Forbidden: The license does not include the agentic (MCP) feature¶
digna のライセンスに digna Agentic のエントリがないか、そのエントリの有効期限が切れています。 digna チームに digna Agentic を含むライセンスを依頼し、お使いのオペレーティングシステム向けの インストールガイドに従ってインストールしてください。
すべてのリクエストが無効なライセンスのエラーで失敗する¶
digna のライセンス自体の有効期限が切れています。新しいライセンスがインストールされるまで、MCP サーバーは ダッシュボードとともに応答を停止します。
エージェントが設定を読み取れるが変更できない¶
API キーのユーザーが、そのプロジェクトで編集者ロールを持っていません。編集者ロールを持つユーザーのキーを 使用するか、プロジェクト管理者にロールの変更を依頼してください。
クライアントがまったく接続できない¶
接続するマシンからエンドポイントに到達できません。そのマシンからエンドポイントのアドレスを開き、 ファイアウォール、プロキシ、証明書を確認してください。Claude のカスタムコネクタの場合、そのマシンは Anthropic のクラウド上にあります。接続元について を参照してください。